1 ![]() Tang Band(通はタンバンと発音するらしい)のフルレンジW4-830SAである。あいつぐ面接と不採用で心が折れそうな小生だが、生まれついての愚か者のおかげで、ヤフオクでフルレンジを検索したりして少しばかり気分を晴らす事ができる。謎のフルレンジW3-832SEがやけによかったし、植木鉢に入れた10cmの貧相なユニットが8cmとは一段違うゆとりのあるいい音をだすこともあって、8cmのW3-832SEの兄貴分らしき容貌の10cmのW4-927SCを密かに物色していたのだが、なかなか人気のあるユニットで、ネオジウムマグネットも品薄なのか、プレミアがつきそうな雰囲気で小生などの手には届かない。フルレンジをいじっている身分でもないし、ウィンドウオークションを楽しんでいたのだが、ちょっと怪しい雰囲気を醸し出しているW4-930SAが安く出品されているのを発見して落札してしまった。これも密かに評価の高いタンバンの昔の10cmユニットで、現在はW4-930SGの品番で、かなり豪華なフレームに変化している。しかし、やはり現行品も品切れ中である。 で、いつもの小さなダンボールに入れてみた。なんとも想像していなかったおもしろい音である。高音も低音も元気よく出る。それぞれの音が実にはっきりと聴こえる。コントラストが強すぎて、ザラザラした質感の音色になってしまっているが、同時に音色をセピア調のようにオールドな雰囲気にするので、さして聴き苦しくはない。したがって、女性の声や、バイオリンやチェロなどはいただけないが、打楽器や男性ボーカル、とくにギターが凄い生々しさで聴こえる。大きく頑丈そうなフレームに、小さくて強力なネオジウムドライバーが効いていて、後ろにもガンガン音がでるらしく、小さなダンボールがビリビリ振動している。 ![]() ということで、日を改めて大きなダンボールに乗っけてみた。緩いバスレフというか、ようするに隙間だらけのダンボール箱スピーカーである。これは予想外に音色が変化した。ザラザラがなくなって、バサバサ感に変化し、乾いた音で元気よく自然に鳴る。これなら女性ボーカルも聴けなくはないようだ。やはり男性ボーカルやギターは実に軽快である。弓の弦楽器もやや下町っぽいが、悪くはない。そんなヤツはいないだろうが、もし一日中ビートルズを聴いている人がいたら、これは強力にお勧めである。 濃厚なのにさっぱり? ![]() W4-930SGはこれと同じ丸いフレームになっていて 奇跡の名品ともなんだか下品とも呼ばれる迷機である ![]() ▲
by digressive
| 2009-03-24 03:17
| プアオーディオ
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![]() 「受注額」基に迂回献金 西松建設の巨額献金事件 Excite エキサイト : 社会ニュース 西松建設巨額献金事件で、東北地方の大型公共工事で談合に参加していたとされる大手ゼネコン数社が下請け企業などを使い、工事の受注額や利益に応じて小沢民主党代表側に“迂回献金”をしていたことが14日、ゼネコン関係者の話で分かった。小沢代表側に対する迂回献金は西松建設で既に判明。東京地検は、大手ゼネコンも公共工事受注のために小沢代表側の影響力を期待した可能性が高いとみて東北支店幹部らから事情聴取。 西松建設の献金問題での小沢攻撃は、西松建設との癒着が小沢よりも自民党町村派にこそ顕著であることが明確化してくるにしたがって沈黙化し、手を変えて再攻撃である。 共同通信社も恥を知れ! おっと、本当は大見出し文字は嫌いなんだけど…すみません、取り乱しました。 しかし、ここまでなりふりかまわず与党と官僚と財界人が小沢落としに必死であるということは、小沢であれば、もはや「大連立」などの国家資産横領支配層生き残りの可能性はないと考えられるのかもしれない。前原などならなんとかなると彼らは考えているのだろう。だとすれば、毎日の生活を切り詰めて税金を払っている小市民としては、小沢政権にかすかな希望を見出せるのではなかろうか?? あるいは、一連の露骨で悪質な国策報道は、実は小利口な国民を欺く小沢と麻生総理の大芝居で、小沢政権発足と同時に大連立で国民を返り討ちにするつもりかも!?ここまで露骨な情報操作だと、ひねくれた駄目男の小生などは、そんなことまで考えちゃいますね。まあ、それはないとは思いますし、ここはひとつ、小沢の人相の悪さに賭けるしかないと思いますが…。 ▲
by digressive
| 2009-03-15 03:30
| すみません、取り乱しました。
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![]() 残る問題は、政権交代に闘って傲慢になるだろう小沢一郎とその民主党が、果たして国民にとって正しい政治を行なうかどうかだ。日米関係をどうするかだ。外交、安全保障政策をどうするかだ。保守大連立に走らないかだ。 しかし私はそれにはあまり関心がない。権力者はすべて悪をなすというのが私の立場であり、小沢政権が実現すれば小沢政権の誤りを厳しく監視していく事になるからだ。 いずれにしても自公政権を国民の手で倒すことがまず先決だ。その後の政治がどのように展開していこうとも、国民の声がより強くなって政治を監視できるようになっていけばそれでよい。政治が正しく監視されていれば、政治などに関心を持つ必要はない。政治は所詮人生の重大事ではない、それが私の考えである。 先ほど読んだ“天木直人のブログ”の、有料メールマガジンの要約(だから無料)の最後の部分である。これほどの人にして“政治は所詮人生の重大事ではない”といわしめる戦後の日本の平和というものを、戦後生まれの小生も痛感した。なんだかんだといっても日本はすばらしい国を作ってきたんだな~と思う。しかし、その平和が小泉内閣以降に顕著な貧困層搾り取り切り捨て政策によって危ぶまれているのである。政治に無関心などと言っていては、切り捨てられた段階で密航でもして外国に行くか、死ぬまで路上で暮らしながら働くか、飢え死にするしかない世の中になりつつある。一部ではなっているが、まだ問題視する世論がまかり通るうちは希望もあるだろう。そのうち自民党に反対する政治家はみんな検察に逮捕されて収容される日が来たらどうしよう。と、アホで小心な失業者は怯えるのである。杞憂であればいいが… ▲
by digressive
| 2009-03-08 01:29
| すみません、取り乱しました。
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![]() 西松側、小沢氏との友好関係期待 関係者が供述、影響力考慮 Excite エキサイト : 社会ニュース エキサイトでも国策報道か、ショックというか、やはりというか、気が重くなる。実にみえすいた、微妙に間の抜けた世論誘導記事である。あの北朝鮮のテレビにいつも出ているおばさんの声でアナウンスすればちょうどいいんじゃないだろうかと思う。アホな小生でも一応日本国籍なので幸いに義務教育以上のものは受けている。これが国策による視点を操作した卑劣な報道であることは検討がつく。しかし、このままでは教育そのものも危ないのではないかという恐怖を感じる今日この頃、みなさんいかがお過ごしですか。って、言ってる場合じゃない。報道に嘘は無いにしても、小沢は一味の裏切り者で、主犯はみんな報道側にいる。それがわかった上でのこの報道だ。だまされた振りをしないと反逆罪にでもなるのだろうか?小心な小生はこんなブログを書くのもヤバいのではないかと少し怖い。取り返しのつかないことにならなければいいが。キッコのブログが検閲にひかかって閉鎖でもされたら、オーストラリアにでも移住しようかな。 ▲
by digressive
| 2009-03-06 02:49
| すみません、取り乱しました。
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![]() ちょっとした印刷会社の工場には、まるで駆逐艦みたいに見える巨大な輪転機がある。目にも留まらないスピードで大判のチラシを連続印刷し、裁断、梱包して自動で倉庫に荷積みまでする。これも巨大なロール紙の装填もコンピューター制御である。しかし、消費者の家庭のプリンターが一斉に動けば、巨大輪転機をはるかに凌駕するパフォーマンスがあるのではないだろうか。輪転機自体もパフォーマンスの追求過程においてプリンター化を余儀なくされている。情報を紙に載せるという目的は変わらないが、その手順は大きく変化してきている。そこで印刷業会でも、“これからはコンテンツの時代だ”となるのである。しかし、巨大な輪転機に依存し、プライドを持った本物の印刷屋にとって、クリエイティブなど輪転機のオプションにすぎない。お客様の言う通りに版を作る作業以上にも以下にも認識することはできない。また、それこそが印刷魂でもある。小生のような末端のDTPオペレーターの悲喜こもごももそこにあるわけで、また、それがあながち嫌いでもないわけだが、小生も失業したし、すでに印刷にDTPを維持するだけの体力はなくなりつつあるのだろうか。印刷屋にコンテンツだ、クリエイティブだと言っても、ユニクロでスーツをオーダーするようなものだろう。土建屋と環境問題よりも関係は遠いと思われる。クリエイティブは印刷にもDTPにも存在し得るが、実態はそれらとは無関係な所にある。肩書きがどうあろうと、それがわからない人はクリエイターではありえない。ということは、すべての人はクリエイターになり得るということでもある。とはいえ、それではあまりに訳がわからんので、強いて言えば、オペレーターのみがクリエーターたりえると、言えなくもないだろうか。反論はあるだろうが、いつも口だけのディレクターにスケッチを描かせてみな、驚くほどうまいぜ。描けなければ偽物さ・・・すみません、軽く取り乱しました。 つまり、クリエイティブは目的であり、欲求であるとすれば、印刷は時代遅れの一手段にすぎない。印刷のために制作をするという行為は、その時点でクリエイティブとして破綻している。したがって、印刷業界で言うDTPのPは publishing ではなく、 pripress である。どうもそのあたりを理解せずに議論するからややこしくなっているのではないだろうか。印刷会社にデザイナーはいない。いるのはオペレーターだけである。それは能力の問題ではなく、仕組みがそうなのである。早くて安くてうまいが、そこにデザインは無い。お客様の需要があるだけだ。しかし、だからといって出来上がったものが有名デザイナーのデザインより必ず劣るかというと、そうとも言い切れない。もちろん、確率的には確実に劣る。う~ん、何を書こうとしたのかわからなくなってきたので、寝る。明日は税務署だ。 おっとそうだ、この記事へのなんとなくの軽い反論であった。違和感とでもいうか? 印刷改革のヒントは、印刷の中にある だから、印刷の外なんですね。 ▲
by digressive
| 2009-03-04 02:53
| DTPに花束を
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![]() web2.0って、最初からなんだかわかりにくい言葉だった。それを口にするとき、ひとりひとりが違うイメージを持っていたような気もする。勘違いしたのか、確信犯か、一部だけのうけを狙ってスポンサーを茶化した製作者の決死のシャレだったのか、どこかの電話会社のCMで 2.0 の語感は地に落ちて、なんだかはずらかしい言葉になってしまった。久しぶりにシーネットを見てみると、“クラウド”とやらいうキーワードに取って代わられつつあるようだ。“クラウド”は2.0の一部だみたいな解釈でプライドを保とうとする2.0派もあるようだが、どこかの電話会社のCFで使われた時点で“2.0”は終わっていたのだろう。 “クラウドコンピューティング”とやらも、ちょっと怪しい概念であるようだが、“クライアント”と解釈してみると、なんとなくイメージできなくもない。とにかくみんなクライアントになれということだろうか。以前シーネットの記事でどこかの偉い人が警鐘を鳴らしていたが。お客様は、ストリーミングよりダウンロードをお好みであると考えるべきだというのも、GetASFな小生にはもっともに思える。しかし、全てのコンピューターはもともとサーバーであると同時にクライアントにもなれるし、その逆もあるわけであるから、クラウドコンピューティングはまことに自然な流れというか、いまさらな概念であるともいえる。昨今、UbuntuやOpenOfficeなどのオープンアプリケーションがやっとこさ再発見されてきて、ようやくあたりまえのパソコンの使い方が見え始めたのかもしれない。ここでケチなマカーの小生が危惧するのは、またぞろソリューションという名の囲い込みでDTPがボロボロにされたように、複数の排他的ネットワークでインターネットが細分化されるのではないかという事である。われこそが第二のMSだ、窓の夢をもう一度とばかりにクラウドサービス企業が乱立すれば、ネットとPCの健全化へのWindows以上の阻害要因になりかねない。どこかが、クラウド携帯とかやってくれれば、恥ずかしくなって誰もクラウドと言う言葉で強引に利益を囲い込もうとはしなくなると思うが、どうでしょう、どこかさん。 Mozilla Labs、開発環境のクラウド化を促進する「Bespin」を公開 「インターネットの父」V・サーフ氏が語るインターネット--その課題と未来 ▲
by digressive
| 2009-03-01 00:06
| すみません、取り乱しました。
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